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「願」のために生きる

2019年2月27日

                                       一昔前はよく「願をかける」という言葉を耳にしました。お百度参りは、「心願成就」、石切神社や大神神社では今もよく見かけます。「願」つまり「願い」や「方針」「目標」のことです。
 海岸の砂浜を走る場合、ただむちゃくちゃに走ったのでは、後でその足跡を眺めたとき、色々曲がりくねったものになります。しかし前方に目標を立ててそれに向かって走れば、その足跡は一直線になる。人間の一生も同じ、人生の目標、すなわち一つの「願(がん)」を立て、その願成就のために一生過ごすと言うのであれば、そこにその人の生活方針というものは立派に立って、首尾一貫する。人間の一生はこれでなければならないのです。(澤木興道)
 「願」には色々とあります。国に願がないと、国力低下はあっという間に起こります。今の日本を見ていますと国力低下を感じざるを得ません。家庭には家庭の願がなければなりません。国に国策があるように、家庭には家庭策が必要です。当然会社には会社策が必要です。
 2月は基本計画VER5を発表しました。2028年までの方向性=「願」です。それに先立ち1986年からの32年の会社推移を検証しますと、自己資本比率は10%から35%になりました。50年以上赤字決算はありません。毎年少しずつしか前進しませんが、真っ直ぐに歩けてきています。これから6年後の大阪万博に向けて大阪は発展します。これから8年間でRR工事を8期まで実施、完成させます。期間キャッシュフローを重視する経営とします。必要工事は先行実施をします。「願」を立てて、動きます。

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