『日々の生活、仕事の中で強弱、剛柔、硬軟の両極端をつけて生きる。 強・剛・硬だけで生きているとストレス、緊張感が溜まり、心身共に余裕がなく、考え方も硬直してきます。我慢や強がりをせず、弱いときは弱いに徹する。弱をさらけ出す。強が必要なときは、弱から急転して強・剛に甦る。必要でないときは、柔・軟の中に入る。新しい気付き、感づき、驚くような直感は強・剛から、柔・軟・弱に急転換した瞬間に生まれる』これは禅の教えです。 新春1月7日、2019年の計画を発表しました。耐震RR工事を開始しましたこの4年、見事に基本計画(山下ペーパー)通りになりました。これは全員が山下ペーパーを目標に全力で邁進してきた結果です。山下ペーパーを策定して6年、この計画を全部やり切れるだろうか、と2年前に幹部で相談しました。可能だが社内に皺が寄るかもしれない、との覚悟を以て取り組みました。まさに強・剛の6年間でした。 これから始まる2019年、日本は東京五輪、大阪万博、リニアなど、特に大阪は弱から強の時期に差し掛かります。私たちは逆張りです。剛から柔に、硬から軟にハンドルを切ります。 違った価値観とのディベートからはイノベーションが生まれます。直感は強・剛から、柔・軟・弱に急転換した瞬間に生まれます。一年の間で、一か月の中で、一週間の中で、一日の中で、この急転換、メリハリをつけて次の新しい事業を見つけてゆきたいと思います。 |
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