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めぐり逢いの喜び

2018年10月27日

                                       仕事やプライベートで様々な方と知り合いました。名刺箱・ホルダ合わせて14箱、約10,000人の方々と出会ってきたことになります。55歳の私は社会人になって30年が経過したので、年間約330名、1ヶ月に28名くらいと知り合ってきたことになります。毎日2名の新しい人と名刺交換し続けた勘定です。そう考えますと皆さんも同じくらいのペースではありませんか?
 その中で、今も変わらず付き合い続けている人はどれくらいでしょうか。年賀状を個人では600枚程度書いていますから、出会った人の6%くらいが、付き合い続けていることになります。毎年30名くらいは年賀状を出さなくなりますから、0.3%の方々と縁が薄くなっていることになります。
 はじめは馴染まなかった人、嫌だった人もいます。お付き合いが長くなりますと、好き嫌いよりも時間の長さが大事になります。「そうか、君とは知り合ってそんなになるのか。」この感情に好悪はありません。よく付き合い続けているな、よっぽどの縁だなあ、としみじみ思います。こんな言葉を見つけました。 「めぐり逢いの喜びは10年を単位として心の奥底にしみ込んでくる。」 この言葉に、めぐり逢いと人生の時間を感じます。
 三年目の浮気、新入社員の離職3日・3ヶ月・3年。石の上にも3年、人間の本能時間軸は3が一区切りのようです。隣の芝生が青く見える、自分は向いていない、馴染む前に新しい環境と求める気持ちは人間の本能です。本能を押さえることで人間は人になります。3年やそこらで環境を変える人は、心の奥底にしみ込んでくる「めぐり逢いの喜び」を感じる機会を失っていることになりませんか? 組合の勤続表彰の式典が12月9日にあります。勤続表彰者名簿(Kさんは勤続20年表彰)を見てこんなことを考えておりました。 

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