menu

病は「気」から~容姿清浄 光顔巍巍

2018年7月27日

                                       記録的な猛暑です。連日40℃の報道、あと1ヶ月続くかと思うと、うんざりしますが、文句を言っても始まらない、健やかに過ごしたいと思います。
 7月の月曜日スピーチのお題は「私の健康法」でした。皆さん、それぞれの健康法をお持ちです。最近は病気が細分化するに従い、様々な医院が出来ました。これは病気を創っている面もあるように思います。医者に行くと沢山の薬を処方され、一度飲み出すとなかなか止められない。もちろん医療の発達で克服された難病もあると思いますが、「フラシーボ効果」、病は気からでもあります。
 そこで、どうやって「気」を整えるか、が今回のテーマです。 大無量寿経の中に「容姿清浄 光顔巍巍(こうげんぎぎ)」と言う言葉があります。姿は清らかで、顔が光り輝いているという意味です。解説に良い言葉がありました。 『人間はやはり光顔巍巍でなくちゃあいけません。ぱっと明るい。顔が光っている、姿全体が光っている。光っているだけではない、なんとなく喜びに満ちている。朝顔を洗うと、鏡に自分の顔が映ってますでしょう。「おまえ今日いい顔して居るぞ、うん!」とやるわけです。人が聞いたら馬鹿だと思うでしょうが、でも本気でやるんです。「うん、いい顔している」。夜寝るときも鏡の前で「今夜もいい顔しているからよく寝られるぞ」と暗示をかけます。仏様が自分の後ろにいらして、「おまえ今日もいい顔して居るぞ」、それをね、自分で代弁するのです。すると人間って変なものですね。心の持ちよう次第で細胞全部が入れ替わってしまうんです。何か生き生きしてきます。』 自分で自分を暗くすることのないように、「いい顔」でこの夏を乗り切りましょう。

ログインID
パスワード