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次やるとしたらどうする?

2019年4月27日

                                       梅北グランフロントにあるOIH(Osaka Innovation Hab)で開催されるシリコンバレー報告会、MEET UPに参加しました。新しい技術や概念を持つ企業が既存業態の企業をDestruct(破壊)をします。スマホの出現によって消えた製品として懐中電灯、メトロノーム、カメラなどの紹介がありました。メルカリの出現はリサイクルショップを破壊しています。UBERは全米でyellow cabを破壊しつつあります。Amazonは流通や小売りの形態を激変させました。賃貸オフィス業界ではwe workやco-workingなどが出現しました。このような社会環境の変化に私は大きな危機感を持っています。
 次の言葉を見てください。
 ・イノベーションは知性の偉業ではなく、意志の偉業である(シュンペーター)
 ・Creativity is thinking up new things. Innovation is doing new
  business.
 ・冷暖自知(冷たいも熱いも、まず自分で体験してみること)
 みな同じことを言っています。頭で考えるより、まずやってみること。机の上で考えていても何も起こらない。いろんな人に会っていろいろな話を聞き、そしてやってみることです。そうしますと、必ず「失敗」します。そこで失敗の定義です。挑戦した結果の失敗=Invent(発明)挑戦しないこと=FAILURE(失敗)過去のなぜより、次やるとしたらどうする、これが大切です。
 挑戦した結果の失敗、やってみたけど上手くいかなかったこと、これについて「なぜ」という質問がでます。皆さん誤解しないでください。皆さんに聞く「なぜ」は、責任の追及ではなく原因を分析して次の成功のためにどうするかです。まず、落ちているごみに気付く、次になぜごみが落ちたかを分析する(ごみを落とした犯人なんて誰でもいい)。最後にゴミが落ちない環境を作る、ゴミを新しいビジネスチャンスに変える。このプロセスが大切です。皆さんに「なぜ」と聞いたときに上司に叱責されていると思い、言い訳する人が大半ですが、なぜそこにゴミがあるかを考えてください。もしゴミを落としたのが貴方ならたった一言「すみません」といってすぐ「次」に転換してください。
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