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会社について

2019年3月27日

                                       スタートアップ企業である(株)REVIEW に出資を実施しました。これまでの会社の概念とは全く違った形態で成長を目論んでいることに大きな刺激を受けます。そこで会社について考えてみます。
 会社は法人とも呼びます。つまり法律に基づいてできた組織です。企業は人・物・金・情報で成り立ちます。また中小企業の大半は社長の個人保証で成り立っています。会社に万一のことがあれば、社長は私財をなげうって弁済しなければなりません。私の友人も多数倒産しました。
 株式会社四ツ橋は、これまでの経営努力が実り、数年前に個人保証を全て無くすることができました。喜んでいてはいけません。業績が悪くなってくると、再度個人保証を求められます。昨今、中小企業の個人保証が社会問題となり、見直す動きが出ておりますが、まだまだ日本の90%の中小企業の90%、すなわち日本の企業の80%はこのような状況にあります。よく企業の社長が、全ての責任は自分にあると言うのは気合いだけではありません。法人の仕組みがそうなっているのです。
 そして、株式会社は株主に対して責任を負います。それは当社も同じです。その様な仕組みで運営される企業は、社会に求められる財・サービスを作り出して売上げを上げ、会社は社員の皆さんのやりがいと生活の基盤とならねばなりません。これは株主至上主義のウォール街経営の対局として、公益資本主義(会社は公器)であると考える日本的な考え方です。わずかな歪み弛みが命取りになります。それを防ぐ第一は社内外に対して守る品格とルールだと私は思います。
 72期決算を終え、帝国データバンクバンク資料で同業・異業種他社と当社の比較経営分析を実施しますと、業歴・企業活力・収益力などの主要指標はすべて高得点です。ところが資本構成が劣後します。より企業内容を充実させるべく、今期、株式会社四ツ橋は大幅増資、資本政策を実行します。
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