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理念と組織と捨てる

2018年4月27日

                                       人の経歴や歴史は消せるものではありません。読んだ本、出会った人、言葉は全て自分の糧となります。それらから、決定(けつじょう・信じて疑わないこと)と懐かしさがでます。それは人物から滲み出る物です。 会社から滲み出るものは「経営理念」と「仕事の基本」です。
 「経営理念」の「美しい都市に、心地よい生活空間を。」は、昭和61年に社名を四ツ橋製材所から四ツ橋に変更し、同時に宇宙独楽(自由自在)を意味するコーポレートマークを作って以来32年全く変わりません。同じです。これを捨ててはいけません。つまり会社のバックボーンは「経営理念」で、それを実現するために「組織」があり、「組織」を運営するために「ルール」が有ります。そして会社はそれらを大切にして継承されてゆきます。締め日や決済ルールなどは最も分かりやすい基本の「ルール」です。
 「組織」の「ルール」を守れない人を、「組織」が守ることは決してありません。「組織」を愛せない人を、「組織」が愛することも有りません。目標数字に達成しさえすれば良いわけではない。業務に間違いがなければそれでよいというのでもない。それだけでは駄目です。「ルール」を守れず、「組織」を愛さない人が、その「組織」に居ることは不幸です。その「組織」に縁が無いと思ってください。 「この仕事はこれまでこの様にしていたから、こうした方が良い。」それで満足いく実績が今まで出ていたのかなあ。「私の経験(前の職場)ではこうだった。」それで満足な成果がでていたのだろうかなあ、と思います。今の「組織」の方針で「動く」。駄目なら新しい方法を次々と試してください。これも「動く」。今を大切にする、つまり「捨てる」です。

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